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トリマーになるには?トリマーになるための専門学校の学費についてご紹介します。

トリマーはトリミングやグルーミングを行い、動物の美容や健康のサポートを行う職業です。ペットを飼う家庭が増えている昨今、より美しく健康になってほしいと考える飼い主さんも増えていて、結果的にトリマーの需要も高まっています。

そんなトリマーになるには、専門学校などに進学して専門知識・技術を学ぶ必要があります。専門学校での授業を通して、動物のトリミングやグルーミングを適切に行える腕を身につけ、さまざまな相談に対してアドバイスできる知識を習得することが、トリマーになる条件だと言えるでしょう。

本記事では「トリマーになるにはどうすればいい?」という疑問への回答と、専門学校に通うことで得られるスキルや必要な学費について解説します。

トリマーになるには?

トリマーになるには、専門学校など本格的な学習環境を持つ施設に進学することが一般的です。ペット関係の専門学校のなかには、トリマーになるために必要な知識・技術を教えるカリキュラムや、実践的なスキルを学べる学科・コースを用意している学校もあります。そういった専門学校に入学して授業を受けることが、トリマーになるための基本的なルートになるでしょう。

例えば「WaN国際ペットワールド専門学校」の「ペット美容学科」「ペット栄養・メディカルトリマー学科」「動物看護師・美容学科」では、トリマーに関する専門知識・技術を学ぶ授業を展開しています。

ペット美容学科では、豊富なトリミング経験を通してワンちゃんの美しさを引き立てる技術の習得を目指します。年間で5,000頭のワンちゃんに対してカットやケアを行う機会があるため、トリマーになる前から実践経験を積むことが可能です。ただ美しさを追求するだけでなく、グルーミング中のストレスを減らす方法なども学べるため、カリキュラムの修了後は高度なスキルを持つトリマーとして就職ができます。

ペット栄養・メディカルトリマー学科では、トリマーとしての知識に加えて「ペット栄養」のスキルを活用した栄養指導を行える能力を育みます。個々の体に合わせたグルーミング方法や、動物看護に関する知識も学べるため、健康ケアに関するスキルを習得できるでしょう。

また、動物診療助手の資格も取得できるため、動物病院就職も可能です。

動物看護師・美容学科では、国家資格になる「愛護動物看護師」の資格にプラスして、「トリマー」「ペット栄養管理士」の資格も取得できるため、さまざまな業務に対応できる人材になれます。

このように、専門学校にはトリマーに関する知識・技術を学べる学科がたくさんあります。将来トリマーとして働きたいと考えている方は、WaN国際ペットワールド専門学校の各学科をチェックしてみてください。

トリマーは無資格でもなれる?

トリマーという職業は専門性の高さが特徴ですが、特に必須とされる資格や学歴はありません。そのため仮に無資格や高卒であっても、トリマーになれる可能性はあります。

しかし、無資格や高卒ではトリマーとして知識・技術を持っていることを証明できないため、就職は困難となるでしょう。基本的にトリマーを募集している職場は1からスキルを教えてはくれないため、あらかじめ専門知識・技術は身につけておく必要があります。無資格でもなれるからといって、無資格のトリマーに需要があるわけではないのです。

トリマーを目指すのなら、無資格や独学のままでいることは避け、専門学校に進学して早めに知識・技術を習得することがおすすめです。

トリマーは大学を卒業してもなれる?

大学に進学することでもトリマーの知識・技術を学べますが、卒業までの期間が大きく異なる点に注意が必要です。基本的に大学の場合、卒業までに4年間は在学しなければなりません。一方で、専門学校の場合、最短2年で必要な学習を終えてトリマーになることが可能です。最長で2年の差が出ることから、専門学校の方が早くトリマーとして実践デビューできます。当然大学と比べ、2年も早くお給料をもらうことができます。

早く就職を実現することで、実践的なスキルを習得してトリマーとして成長できます。キャリアアップにつながる経験も早くから積んでいけるため、将来の出世やフリーへの独立なども早期に考えられるようになるでしょう。

また、専門学校は大学と違い、実習を通して能力を高められる機会が多いのも魅力です。例えばWaN国際ペットワールド専門学校のペット美容学科は、学内に設置されたペットサロン「ClubWaN」で、さまざまな犬種のカットを経験できます。学生のうちから実際にトリマーの業務を体験できるため、就職後もすぐ本格的な仕事に対応できる人材となれるでしょう。

その他にも、動物看護師・美容学科も学校内に併設されている夜間動物病院で実習できます。動物看護の知識を活用したグルーミングや、さまざまな動物の健康状態をチェックし、症状に合わせたサポートの実習が行えるのが特徴です。学内の動物たちとも接しながら学べることから、あらゆるパターンを理解した上で就職ができます。

このように専門学校には、大学にはない特徴・魅力があります。特別なこだわりや進学予定の大学が決まっていないのなら、専門学校でトリマーになる準備をするのがおすすめです。

トリマーになるための学費について

トリマーになるには専門学校への入学がおすすめですが、その際には学費の納入が必要です。学費には入学金、授業料、施設設備費、教材費などがかかります。事前にどのくらいの学費が必要になるのかを確認し、経済的な負担を考慮しておくのがポイントです。

一般的にトリマーについて学べる専門学校や大学の学費は、1年で150万円前後となっています。大学の場合には4年間の修学が必要になるため、単純計算で600万円前後の学費がかかるでしょう。

一方で専門学校は最短2年で卒業できるため、トータルの学費が300万円前後で済むケースが多いです。WaN国際ペットワールド専門学校の場合、初年度の学費が約130万円、進級時の学費が120万円前後となっています。ペット栄養・メディカルトリマー学科やペット美容学科は2年制なので、だいたい250万円程度の学費で卒業が可能です。

WaN国際ペットワールド専門学校の学費はこちらで公開しているので、各学科の詳細をぜひ確認してみてください。

まとめ

トリマーになるには、一般的に専門学校で必要な知識・技術を身につけることが最初の一歩となります。専門学校独自のカリキュラムや環境は、トリマーに求められるスキルを効率良く学ぶきっかけになるでしょう。

この機会に専門学校の特徴や学費について確認し、「トリマーになる」という夢を叶えるための計画を具体的に立ててみてはいかがでしょうか。